永遠の都・ローマ。その2です。

パンテオン。なかには、ラファエッロのお墓とかがありました。

サン・ルイージ・デイ・フランチェージ教会のなかにある、カラヴァッジョ三部作の一作「聖マタイと天使」。カラヴァッジョ目当てで行ったのですが、教会も素敵でした。小さな教会ですが、なかに入ると、簡素な外観を良い意味で裏切ってくれます。とても静かで、荘厳な気分に浸れました。

ご存じ、トレヴィの泉。コイン。。。投げるの忘れた!!

例によって、観光客でいっぱい;

スペイン広場とスペイン階段。

アウグストゥスを称えてつくった平和の祭壇・アラ・パチス。。。の外観。金色堂の覆堂、みたいなもの。近代的なデザインをめぐり、内外で物議を醸しているそうです。

これがアラ・パチス。側面のレリーフに、アウグストゥスの家族の肖像があったりします。

アラ・パチスのすぐお隣にある、皇帝廟。アウグストゥスのお墓です。正面は工事中で見れませんでした。残念。

アッピア旧街道へも行ってきました。いまでも自動車がガンガン通っていました。紀元前に、石を敷き詰めて舗装した道路を作る、とは凄いことです。日本なんて、江戸時代になっても雨の日は泥んこ必至ですからねぇ。。。国防に対する政策の違いは当然ありますが。

街道沿いには、こんな古代の遺跡や教会、カタコンベが点在。羊を放牧している光景にも出会いました。古代から続く、ローマの田舎の風景をたのしみました。

真実の口。もちろん、手、入れてみたw

ヴェネツィア広場とヴィットリアーノ。ここを起点に歩くことが多かったです。

ヴィットリアーノのテラスから見た、マルケルス劇場。コロッセオはこれをお手本にしたそうです。

やはり、最後はこの人で。フォーリ・インペリアーリ通りにある、カエサル立像。当然レプリカですが;

あなたがいなければ、塩野七生先生はローマ人の物語を書かず、自分も古代ローマ史に興味を持つことはなかったでしょう。すべてをかけて、ルビコンを超えたあなたを称えます。
正直、古代ローマばかり追いかけてしまったローマ観光でした。キリスト教史や文化にもう少し興味があれば、また違った面が見られたのでは?とも感じました。ローマは、さまざまな人種の人がいて、街の雰囲気は少々雑多で刺激的。でも、近代的な高層ビルなどはまったくなく、これが一国の首都なのか?とも感じました。まぁ、とにかく暑かったので、次は夏以外の季節に行きたいな。